2010年12月03日
シットオントップ。
今年後半になってでてきたドッペルギャンガーのアレですがっ

D.O.D(ドッペルギャンガーアウトドア) シットオンカヤック SK01
D.O.D.としては3年前のK-6以来久々のシットオントップになるわけで。
当初、ナチュラムではナニをカンチガイしたか「二人乗りはこちら」としてSK02にリンクしていた。ま、01と02ならソロとタンデムだろうという安易なアレだと思うんだが、これら2つはカラーが違うだけ。
◆現在はそういうテキストは掲載されていないけど
ま、そういうことはどうでもいいんで、以後SK01と書いてあっても02も同じだと思っていただければよい。
ええと、前のK-6に比べてどうなったかというと、シート位置がかなり後方に来ていて(若干は調整可能だけど)かなり首ふりそうな感じなんだが、それをバウ(船首)直下のフィンで抑えるように見える。
そういう構造では曲がりにくくスターン(船尾)が流されやすいうえ、重心位置のバランスがよくないので、個人的にはシート位置、フィン位置ともに重心点近くにとったK-6のほうがよかったと思う。
基本的には風がない静水、又はほんっとにゆるやかなダウンリバー向き。
さらにいうと、アウターで保護されているとはいえ本体は1気室。
いずれにしろ安易に「これでも充分」といって奨めるのは難しいですな。
んで、シットオントップといえば、ほかにはビニールおもちゃクラスで、

セビラー 2 Person Sit on Top Kayak
こちらは幅もあり構造さえアレならSK01より面白そうなんだが…ねえ
ええと、こちらについてはセビラーと言ってはいるけど、もともとUSのコールマンで2007年あたりから出ていたもので、こちらに出ているボートと同じ系統で素材やエアータイト構造もほぼ踏襲している。
「ほぼ」と書いたのは、エアータイト構造が部分的な機能しかしないから。
エアータイトの本来の機能としては
1.チューブの複数化で一方がパンク時にも浮力を確保
2.複数チューブで互いにテンションがかかりグニャ感が少ない
で、このシットオントップだと1.は機能するけど、2はあまり機能しない。
というのは、ほかのボートは楕円形チューブの内周外周なのでテンションをかけあいやすいけど、シットオントップは船体が長く、チューブの接合面積がほかに比べて小さいため、船体がたわみやすい。
見た目や好みで選ぶのならしかたがないけど、そうじゃなきゃK-10くらいで遊んだほうがよいかも(笑)
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書いたのは (´▽`)そると at 15:15│Comments(0)
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