2010年03月19日
ウィッシュリストのアイテム比較。
んでは、そのなかに出ていた5つについて書くことにシマス
ええと、まずその5つって言うのは、
●セビラーコロラド
●セビラーハドソン
●エアフレーム1
●エアフレーム スポーツカヤック
●池田工業社ちゃんばらキング
なんですが、ええと、あの…ちゃんばらキングはパス(笑)
◆理由:マジメに書けないから
で、4つになるんだけど、すでに比較や情報の記事として出ているものについてはリンクだけで済ませることにする。
(新しいものとの比較という部分では言及するかもだけど)
◆セビラー ハドソン
これについてはやや情報が足りない部分もあるけど、わかっている範囲内で、選ぶ際に気をつけることとかを書いていく。
テキトーな紹介記事やコピペな記事では多分「3人で遊べる」あたりをそのまま書くと思うんだが、これ、仕様を見る限り、3シートはついているけど標準的には2人乗りレベルなので大人なら2人乗りだと思ったほうがよい。乗れないとはいわないけど。
同じセビラーの手持ちで2人艇としてコロラドがあるのでそれと同じ基準で仕様が書かれているとする。
艇の長さは約370cm。コロラドとの差は約50cmしかない。艇のチューブの主構造は同じで左右のサイドチューブとフロアチューブだが、ハドソンはバウ(船首)とスターン(船尾)にデッキが張ってある。
バウのデッキ下には足が伸ばせるのでよいがスターンのデッキ部分はシートをさげることもできず小さめなカーゴスペースにしかならない。大人3人だとかなり窮屈だと思う。
それにコロラドとハドソンは積載量があまり変わらない。や、それ自体は大人3人(あまり重くなければ)乗れる数値なんだが、積載量があまり変わらなくて艇の長さが違うとどういうことが言えるかというと、
ハドソンは水をかぶりやすい。
なんでかって言うと、コロラドはサイドチューブが約320cm、ハドソンは370cmで積載量があまり変わらないということは浮力的には差がないということになり、それはハドソンのサイドチューブ径がやや小さいということを意味する。サイドチューブ径が小さいということは舷側が低いということになり(*)小さな波でもかぶりやすいということになる。
*ここではサイドチューブの断面がほぼ円の場合でのハナシで、サイドチューブ断面が楕円で縦長(バックカントリーなど)だったり、縦に2つのチューブが並んでいたりする場合にはあてはまらない。
そこに3人乗れば当然喫水は深くなり、相対的に水面からの舷側の高さは低くなる。その面からも2人乗り程度だと思う。
バウデッキが高いから水かぶりにくいんじゃ?と言うひともいらっしゃるかも知れないが、見る限りデッキにはまともなコーミング(水よけ)がないのでやはりはいりやすいと思う。
わかっている部分で書いてもこれだけあるので、静水利用でいいとこ大人2人か、大人1人とちっちゃい子供2人とかまでだろう。
それにカーゴスペースのキャパも少ないので、そういう意味でもダウンリバー向きではない。
いくらちっこいドライバッグがついてきても、ねぇ(笑)
以上がハドソン。あ、mono。さんが希望される釣りについては2人までで湖なら充分だが、川にはおすすめできない。
◆コロラドについては⇒コチラ
さて、と。
1艇めで長くなったけど続いては、
◆エアフレーム スポーツカヤック
こちらはエアフレーム1の軽量化版で、アウターシェル生地がリップストップナイロンになったりして軽量化してあるが操作性はあまり変わらない。
仕様は変わっているが、これら2つの艇の性格は同じなので、共通なものとして書くけど、直進性はもちろんよい。
たまにカン違いというか自分の都合よく考える方がいて、「思った方向にまっしぐらに進んでくれる」感覚の書き方をされる方がいるが、クルンクルンしないだけであって、意図した方向に進めようとすれば当然パドリングコントロールは必要。考えずに漕いでいればやや意図しない方向にずれたまままっしぐらとか、向きを変えてエディにいれようと思っても思うように曲がらず流されたりしやすい。
この辺は理解しているひとならもう少し適切に書く必要があると思うけど、直進性がよいことは必ずしもいいことだけとは限らない。使用目的などを考慮して向いているかどうか評価したほうがよいんじゃないかな。
なので書くとすれば、このシリーズは湖あるいはゆるゆるの川のやや長いツーリングには最適だと思う。
肝心の釣り目的としては、やや不適。
というのは、エアフレームシリーズの特にソロ艇なんだが、フロアというか船体の上から見た形状が問題。
タンデム艇は長さもあるので船体の最大幅がちょい長めで安定しているんだが、ソロ艇のほうは、コクピットまわりの幅は広いけど、前後が絞ってあり、横向きの不自然な力(とくに釣りの動きのような高い重心で横からの力)にはやや弱い。
んなところでしょかねぇ。
で、200DSにでもします?←ヽ(´▽`)ノひゃっほうぃに道連れ狙い(笑)
◆インフレータブルカヤック情報2010インデックス
ええと、まずその5つって言うのは、
●セビラーコロラド
●セビラーハドソン
●エアフレーム1
●エアフレーム スポーツカヤック
●池田工業社ちゃんばらキング
なんですが、ええと、あの…ちゃんばらキングはパス(笑)
◆理由:マジメに書けないから
で、4つになるんだけど、すでに比較や情報の記事として出ているものについてはリンクだけで済ませることにする。
(新しいものとの比較という部分では言及するかもだけど)
◆セビラー ハドソン
これについてはやや情報が足りない部分もあるけど、わかっている範囲内で、選ぶ際に気をつけることとかを書いていく。
テキトーな紹介記事やコピペな記事では多分「3人で遊べる」あたりをそのまま書くと思うんだが、これ、仕様を見る限り、3シートはついているけど標準的には2人乗りレベルなので大人なら2人乗りだと思ったほうがよい。乗れないとはいわないけど。
同じセビラーの手持ちで2人艇としてコロラドがあるのでそれと同じ基準で仕様が書かれているとする。
艇の長さは約370cm。コロラドとの差は約50cmしかない。艇のチューブの主構造は同じで左右のサイドチューブとフロアチューブだが、ハドソンはバウ(船首)とスターン(船尾)にデッキが張ってある。
バウのデッキ下には足が伸ばせるのでよいがスターンのデッキ部分はシートをさげることもできず小さめなカーゴスペースにしかならない。大人3人だとかなり窮屈だと思う。
それにコロラドとハドソンは積載量があまり変わらない。や、それ自体は大人3人(あまり重くなければ)乗れる数値なんだが、積載量があまり変わらなくて艇の長さが違うとどういうことが言えるかというと、
ハドソンは水をかぶりやすい。
なんでかって言うと、コロラドはサイドチューブが約320cm、ハドソンは370cmで積載量があまり変わらないということは浮力的には差がないということになり、それはハドソンのサイドチューブ径がやや小さいということを意味する。サイドチューブ径が小さいということは舷側が低いということになり(*)小さな波でもかぶりやすいということになる。
*ここではサイドチューブの断面がほぼ円の場合でのハナシで、サイドチューブ断面が楕円で縦長(バックカントリーなど)だったり、縦に2つのチューブが並んでいたりする場合にはあてはまらない。
そこに3人乗れば当然喫水は深くなり、相対的に水面からの舷側の高さは低くなる。その面からも2人乗り程度だと思う。
バウデッキが高いから水かぶりにくいんじゃ?と言うひともいらっしゃるかも知れないが、見る限りデッキにはまともなコーミング(水よけ)がないのでやはりはいりやすいと思う。
わかっている部分で書いてもこれだけあるので、静水利用でいいとこ大人2人か、大人1人とちっちゃい子供2人とかまでだろう。
それにカーゴスペースのキャパも少ないので、そういう意味でもダウンリバー向きではない。
いくらちっこいドライバッグがついてきても、ねぇ(笑)
以上がハドソン。あ、mono。さんが希望される釣りについては2人までで湖なら充分だが、川にはおすすめできない。
◆コロラドについては⇒コチラ
さて、と。
1艇めで長くなったけど続いては、
◆エアフレーム スポーツカヤック
こちらはエアフレーム1の軽量化版で、アウターシェル生地がリップストップナイロンになったりして軽量化してあるが操作性はあまり変わらない。
仕様は変わっているが、これら2つの艇の性格は同じなので、共通なものとして書くけど、直進性はもちろんよい。
たまにカン違いというか自分の都合よく考える方がいて、「思った方向にまっしぐらに進んでくれる」感覚の書き方をされる方がいるが、クルンクルンしないだけであって、意図した方向に進めようとすれば当然パドリングコントロールは必要。考えずに漕いでいればやや意図しない方向にずれたまままっしぐらとか、向きを変えてエディにいれようと思っても思うように曲がらず流されたりしやすい。
この辺は理解しているひとならもう少し適切に書く必要があると思うけど、直進性がよいことは必ずしもいいことだけとは限らない。使用目的などを考慮して向いているかどうか評価したほうがよいんじゃないかな。
なので書くとすれば、このシリーズは湖あるいはゆるゆるの川のやや長いツーリングには最適だと思う。
肝心の釣り目的としては、やや不適。
というのは、エアフレームシリーズの特にソロ艇なんだが、フロアというか船体の上から見た形状が問題。
タンデム艇は長さもあるので船体の最大幅がちょい長めで安定しているんだが、ソロ艇のほうは、コクピットまわりの幅は広いけど、前後が絞ってあり、横向きの不自然な力(とくに釣りの動きのような高い重心で横からの力)にはやや弱い。
んなところでしょかねぇ。
で、200DSにでもします?←ヽ(´▽`)ノひゃっほうぃに道連れ狙い(笑)
◆インフレータブルカヤック情報2010インデックス
書いたのは (´▽`)そると at 15:15│Comments(6)
│インフレータブルカヤック比較・情報2010
この記事へのコメント
>ハドソン
ボンバーマン(^◇^)ノ ●
こんぼわ~~んっ
ボンバーマン(^◇^)ノ ●
こんぼわ~~んっ
わたしは りるっち at 2010年03月19日 19:08
(´▽`)ノ(^◇^)ボンバーマン
↑
ま、その手もアリですな(笑)
↑
こばま
↑
ま、その手もアリですな(笑)
↑
こばま
わたしは (´▽`)そると at 2010年03月19日 19:13
|物|_ _)m
ありがとうでゴザリス。
ハドソンは3人乗るなんつ〜事は考えてないんでスがね。
割と良いかな〜なんて思ったもかスから。
落ち着いて言われてみれば、なるほど静水向きっスね。
エアフレはとにかくスタイルが好きなんでスよ。
ファルトに憧れてカヤック始めたもんで。
ほんとは川遊びなら200DSとかがイイんでしょうけど。
阿武隈川でね、ちょっと100DSに乗せてもらった時に、
あまりにもコマの様でビックリしたんスよ。
漕ぐ度に左右向いちゃって、まさに水に浮いた木の葉。
はたして自分に扱えるかチト不安もあって、エアフレ1を考えてました。
とはいえ言うてしまえば、エアフレはヽ(´▽`)ノひゃっほうぃには
向かないんでしょうけど。
とりあえず前回阿武隈であっという間に水船になったエアフレ2は
コクピットデッキを買ったのでまた再挑戦ですス。
また一緒に流れる時は御教授をお願いしますス。
寒暖の差が激しく、風邪ひいて熱っぽくて乱筆乱文申し訳ないでス。
ありがとうでゴザリス。
ハドソンは3人乗るなんつ〜事は考えてないんでスがね。
割と良いかな〜なんて思ったもかスから。
落ち着いて言われてみれば、なるほど静水向きっスね。
エアフレはとにかくスタイルが好きなんでスよ。
ファルトに憧れてカヤック始めたもんで。
ほんとは川遊びなら200DSとかがイイんでしょうけど。
阿武隈川でね、ちょっと100DSに乗せてもらった時に、
あまりにもコマの様でビックリしたんスよ。
漕ぐ度に左右向いちゃって、まさに水に浮いた木の葉。
はたして自分に扱えるかチト不安もあって、エアフレ1を考えてました。
とはいえ言うてしまえば、エアフレはヽ(´▽`)ノひゃっほうぃには
向かないんでしょうけど。
とりあえず前回阿武隈であっという間に水船になったエアフレ2は
コクピットデッキを買ったのでまた再挑戦ですス。
また一緒に流れる時は御教授をお願いしますス。
寒暖の差が激しく、風邪ひいて熱っぽくて乱筆乱文申し訳ないでス。
わたしは |物|・ω・)mono。 at 2010年03月19日 21:25
>あまりにもコマの様でビックリ
(´▽`)
↑
100はそういう性格、200はほどよくまっすぐ、全体に安定
↑
なのでオールラウンドならやっぱ200ですなぁ
↑
今年はまたどっか流れましょ、詳細はまた別途アレしますてば
(´▽`)
↑
100はそういう性格、200はほどよくまっすぐ、全体に安定
↑
なのでオールラウンドならやっぱ200ですなぁ
↑
今年はまたどっか流れましょ、詳細はまた別途アレしますてば
わたしは (´▽`)そると at 2010年03月19日 23:22
コロラドを1月に買ったのでハドソンも興味があり試乗してみたかったのですが、あいにくパンクしていて乗れませんでした。
(パドルさん試乗会)
見た感じではコロラドを少しコストダウンして、子供と一緒に乗れるようにした感じで、しっかり感はコロラドの方があるような気がしました。
(空気入っていないのであくまで見た目ですが)
(パドルさん試乗会)
見た感じではコロラドを少しコストダウンして、子供と一緒に乗れるようにした感じで、しっかり感はコロラドの方があるような気がしました。
(空気入っていないのであくまで見た目ですが)
わたしは エアフレ2 at 2010年05月21日 13:58
(´▽`)
↑
ワタシも某所で見ましたが、静水でちっちゃい子供と小柄な奥さんと普通なダナさんくらいで手一杯な感じですね
↑
見た限りの印象はドラゴンフライ2のセミオープンみたいな感じです
↑
ワタシも某所で見ましたが、静水でちっちゃい子供と小柄な奥さんと普通なダナさんくらいで手一杯な感じですね
↑
見た限りの印象はドラゴンフライ2のセミオープンみたいな感じです
わたしは (´▽`)そると at 2010年05月21日 14:33
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