お便りコーナー(29)。
遠征記事が続いている途中ですが、7/1におたよりが来てまして…
気づくのがちょっと遅れてしまったんだが、モ環境で気づかない場合を除いて、ご質問のお便りには早めに記事でお答えするつもりでいるし、遠征記事はまだ数回あるので先にこちらをあげておく。
【お便りの要旨】
セビラーのSK200か、ネイチャーバウンドのドドコシを検討中、不明な点は
1、実際に一人で運搬可能か?
2、二級程度の瀬に耐えられるかどうか?
で、その他補足もあれば、というもの。
1.実際に一人で運搬可能か?
SK-200DSはチューブ=船体で船体が水を吸ったり溜めるということはない。水滴が残る程度はあるけどふき取ればほぼ乾燥重量に近い。ほぼと書いたのは、シートとフットレストを留める部分だけは水分が残るため。それでも1kgもかわらないと思うし、実際持ってもショルダーで充分いける。
ただし、長い距離を持っていくのはつらいので、搬送距離が長い場合、
コロコロに載せたほうがラク。ちなみにコロコロは河原などのデコボコを考えてわっかが大きいものが便利。
対して、ドドコシは乾燥重量でも24kg、
トムキャットタンデムとほぼ同じ。(ナチュラムでは18kgとなっているけど24kgの誤り)さらに、インナーチューブ方式で、中はPVCのチューブで外側はナイロンなどの強靭なシェルで覆われている。
ドドコシは引き上げた直後、そのシェルがかなり水を吸った状態だし、チューブとシェルの間にも水分が残り、少なくとも数キロ重くなる。ベイラーがあるのでプールみたいな状態ではないんだが、ワタシだと持ち上げるのがやっとで運ぶ気にはなれない(笑)
もう最初から
コロコロを使うつもりでなら選択の余地はある。
【2.二級程度の瀬に耐えられるかどうか?】
セビラーSKシリーズは
一つ前の遠征記事でもたっぷり出てるし、SKの1世代前のSVX-200DSはワタシも使用しているので過去記事をご覧になればわかると思うんだが、ドドコシはあまり実際の画像がないのでわからないんじゃないかな、と思う。
で、ワタシも乗艇したことはないけど、5月に長瀞DR中のスンコシ&ドドコシをたまたま撮影してたので…
長瀞二股の瀬をいくドドコシ
実際には動画で撮っていて、右のやや低い大きなウェーブを超えて、左のウェーブにバウ(船首)が当たっているところなんだが、レクリエーションシリーズだと船体が波の動きに沿ってVの字にしなるんだが、この画像でドドコシはV字にはなっておらず真っすぐ。SKでも手抜きでインフレートすると少しはしなるので、きちんとインフレートしてれば剛性はあると思っていい。
で、おおよそのことはおわかりかと思う。
補足があるとすれば、ネイチャーバウンドはタカシナ(ライフジャケットでは大手)、SKはコールマンジャパンで、どちらがどのくらいアフターで有利かというところなんだが、実際はどのショップで買うかのほうが面倒見という点では差がつく。
…というあたりで、ご質問のFさん、とりあえずこれでどうでしょ?
追加のご質問があればまたお気軽にどうぞ。
あなたにおススメの記事
関連記事