JRギアウォータープルーフバッグ。

(´▽`)そると

2010年08月13日 06:06

ええと、先日腰につけるヘンなカタチのフクロをポチたんですがっ


ちなみに、これは前ポケット以外はほぼトラバースと同形で、加工も高圧と熱による圧着なので機能・耐久性もそこそこ期待できそう。


そのほかのJRギアも数種、見たりさわったりしてるので、ある程度評価できると思うのと、似たような他の製品が多いので比較しやすいので、ここでやってみようと思う。

そのなかでも今回は、たぶん選択するのに迷ってしまう種類と防水方法の2点に絞って書いてみる。

以下、分類については川流れを数百回繰り返した結果としてワタシが考えたり、袋の素材をいくつか利用してみて判断したものなので、他の方とは見解が異なったりする場合があるので目安として読んでもらえばよいのだが。


で、種類のほうだが、

1.小物、身の回りのちょっとしたもの、すぐ取り出したいもの

2.荷物をまとめてしまっておきたいもの

まず、大きくこの2点に分けられる。

すぐに取り出したいものをいれるものにもいくつか種類があるんだけど、それらは、何を入れるかをある程度絞った上で形状などを考慮したもの(1-1)と、汎用で利便性(取り出しやすい、取り回しが楽など)を考慮したもの(1-2)にわけられる。

1-1に分けられるもの


JR GEAR(ジェイアールギア) Window Neck Pouch








JR GEAR(ジェイアールギア) Camera Case









JR GEAR(ジェイアールギア) Mobile Pouch









JR GEAR(ジェイアールギア) Passport Pouch









これらのものはある程度入れるものを絞ってあって、携行はできて、大きさ的にも内容物の標準的なものにはあっているけど、取り出しやすさとか汎用性とかにはやや弱い。とくに艇上にあってヒモでぶら下げるものなどは使い勝手が思ったよりよくない。
なので、まとを絞った使い方などで必要に応じて持つほうがよいが、小物をいくつかまとめて入れておきたいということであれば、1-2のほうがよい。


1-2に分けられるもの


JR GEAR(ジェイアールギア) ZipTop Waist Bag









JR GEAR(ジェイアールギア) RollTop Waist Bag









で、この2つに共通しているのは、メインの袋が立体なので小物がいくつかあっても出し入れしやすく、かつ小さくてもある程度容量があること、ウエストにベルト留めするので出し入れに両手が使え便利なこと。

なので、汎用性を考えた場合、1-1の袋をいくつか使うより1-2にまとめたほうがよいと思う。


次に、2.荷物をまとめてしまっておきたいもの。

これはややこしくなるので、

2-1、ドライシリンダー系(円筒形の袋やそれに近いもの)

2-2、ダッフル系

に大きく分けておく。


で、2-1のドライシリンダー系だが、このなかでさらに種別がある。


JR GEAR(ジェイアールギア) Ultra Light Dry Bag

このシリーズはメッシュバッグやほかのドライバッグのなかで、さらに防水したいものを小分けするのには適したレベルだが、とくに容量の大きいものをそのまま艇のなかやデッキにくくるにはちょっと不安。ニュウモジップと同じ程度だし、ニュウモジップも小さい容量で、ほかにこのレベルで大きい容量だとザックのインナーの袋レベル。




JR GEAR(ジェイアールギア) Light Weight Dry Bag

このシリーズもやや小容量での運用がよいと思う。
同等のニュウモでもそう大きな容量はない。






JR GEAR(ジェイアールギア) Compression Dry Sack

これはライトウエイトの封筒形で圧縮バルブつきだと思えばよく、ニュウモにも同じタイプがある。衣類等を圧縮して収納するのには向いているが、これもできれば大きい袋のなかでの運用が望ましい。


◆同じロールトップでも、袋に空気が残っているのと圧縮して膨らもうとしているものとでは、水没したときの水の動きが違ってくるので注意が必要




JR GEAR(ジェイアールギア) Classic Dry Cylinder

これはパシフィックアウトドアのドライシリンダーと同じクラスで通常デッキにくくりつけたりして安心して運用できるクラス。ライトウエイトに比べ引き裂き強度(D)値はさがるが、スレに対し強い。実際の運用に対しD値のみで評価しているところがあればそれは誤りだと言える。





JR GEAR(ジェイアールギア) ヘビーデューティー ドライシリンダー 10L

生地的にはワタシが使っているシールラインのものにもっとも近く、ハードな使用に耐える一方、重量はかさむが信頼性は高い。



ちなみに上記のなかでリップストップ仕様(裂けても、リップストップラインまでで裂けが止まり、亀裂が広がらない生地)のものもあるけど、防水の観点から言えば、裂けた時点で機能のほとんどは失われたも同然で、中のものが落ちない程度の機能しか残らない。

また、ドライシリンダー系ではロールトップをあけるときに水滴が滴ったりするので、ホントにもう少し防水機能がほしい内容物はさらに小さい袋で防水しておいたほうがよいのは言うまでもない。



と、長くなったが続いて2-2ダッフル系


JR GEAR(ジェイアールギア) RollTop Duffel

このダッフルは生地を高圧熱圧着で組んだ作りでしっかりしていて、比較的軽い。ロールトップ部分は横に引く構造。




JR GEAR(ジェイアールギア) RollTop Vinyl Duffel

生地的にはヘビーデューティードライシリンダーの系列でさらに生地が厚く、ハードな使用に向いている。



これらダッフルは、艇からあげたときに持ち運びが楽で、大容量(100L)まで用意されているのでツーリングにも利用できるが、ひとつ注意点がある。
ロールトップを横に留める方式に加え、容量が大きいためロール部分の幅があって、いくら途中でベルトで押さえるとはいえ、内容量が少ないと防水機能がうまく働かないので、中に入れる荷物が適量になるような運用をしたほうがよい。
また、100Lという容量を利用する場合、デッキ固定使用では若干ずれただけでバランスがかなりくずれる。
なので、クローズドデッキの艇などでは分散してデッキ内へ収納するようにするとかを考慮する必要がある。オープンデッキでもトップヘビーになるような積載
(舷側上に横向きに固定とか)は避けたほうがよい。


かなり長くなったが、種類に関してはおおよそここまで。


最初にかいたもう1点の防水方法についてだが


JR GEAR(ジェイアールギア) ZipTop Waist Bag

こちらはメインの袋が止水ファスナーベース





JR GEAR(ジェイアールギア) RollTop Waist Bag

こちらはロールトップ




の、どっちがいいかというハナシ。

ワタシなら迷わずロールトップ(クルクル巻き)。止水ファスナーの場合、ファスナーの性能がよくても、閉め始める横あたりの生地がたわむと水はしみていくし、完全に閉めたかどうかがわかりやすいのもファスナーよりロールトップなのでそちらのほうがよいと思う。
高級なフルドライスーツのファスナーならともかく、この程度のギア類の止水ファスナーだとちょっと心配。

もちろん、ロールトップのほうを使ってても、防水ではないデジカメとかを入れる場合、さらにジップロックなどにいれて二重防水はしている。



あ、以上デス




|剃|´▽`)ノ んじゃっ

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