プレッシャーゲージ4280A。
ええと、このプレッシャーゲージってナニするものかと言うと、インフレータブルカヤックの各チューブごとに適正な圧力になっているかどうかをチェックする道具。
最大10psiを計ることができることにはなっている…
キット全体はこういう構成、一部の艇ではアタッチメントが違う
コロラドと
リオについては製造時期によっても違う場合があるけど、ワタシが
コロラドをポチたときには手前のスプリングバルブアタッチメントと真ん中の逆止弁アタッチメントはついていなかった。
もちろん、コロラドやリオではスプリングバルブは使用してないので使うことがないし、逆止弁のチューブはもともと強くインフレートすることがないので使ってみる気にもならないからいいんだけど。
それでこのプレッシャーゲージ、使っても正しい値が出るかどうかイマイチなレンジがあって…
A.1psi以下
感覚としては外形はほぼ膨らんでいるけどちょっとやわいかなぁ、なレベル(チューブの質やアウターシェルにはいってる場合ちょっと違う場合もあるけど)。あまり圧力がかかっていないんで、チューブを置きなおしたりするだけで値は変わったり、ちょっと空気をたしても数値が変わらなかったりする。
B.3psi以上
チューブはパンパンでポンプでもかなり抵抗があるレベル。この程度以上だとダブルアクションポンプを頑張って動かしてもわずかしかインフレートできない。…なんだけどそのわずかひと押し(それも全ストローク押せてない)しただけでpsi値が1くらいはねあがってしまう。実際、セビラーのデモで見たSKシリーズフロアチューブ7psiの状態にはほど遠くても、手元のゲージでは7psiに達してしまう(笑)
ただ、実際インフレータブルカヤックでよく用いられるのは1~3psi程度なんで、実質あんまり問題はない。
という以前にその程度であれば1回適正チューブ圧の感覚さえつかめば、毎回神経質にゲージを気にする必要はないし、むしろ適正圧程度まで膨らませたカヤックを日なたの河原に置きっぱなしにしてチューブを破裂させちゃうのを気にしたほうがよい。
気温の上昇で内圧は急激に変化するので、日なたですぐに使わないときは減圧する。また、流れる前にいったん水につけて(水温によりしぼむ)加圧するなど運用に気をつけるほうがむしろ先のような気がするんだが。
…んでもなんでこんなの手元にあるんだろ?
|剃|´▽`)ノ 気にしないでネッ(笑)
あなたにおススメの記事
関連記事