DLT.パンツの補修やマーシャスのエアフュージョンブーツの再度の防水加工、それにカヤックの洗浄と乾燥なんだが、
SVX-200DSについては洗浄にくわえ本体補修やポンプの加工をおこなった。
SVX-200DSは強靭なスキンでサイドチューブは3psiでの運用が可能(通常のレクリエーションクラスだと1~1.5psi程度)で、釘のようなものが刺さっても裂けず、穴も拡がらない。
…が、しかし、接合面からのエア漏れはおこる。
パンパンに空気を入れて半日してようやく多少ゆるくなってることに気づく程度で、いつもの長瀞程度なら問題なく使える範囲なんだが、2月まで福島で一人アパートにいるのは絶好の機会なので補修をおこなう。
わずかな漏れなので場所を突き止めるのも容易ではない。
室内で一晩膨らませておいて、漏れがあるのが左舷側なのは特定できた。
もちろん、左側に異常があるらしいのはうすうすわかっていたが、両舷を膨らませて放置することで右舷には異常がないのもわかるし。
で、右舷側はエアを抜き、左舷側接合面を水をたらしながら漏れ箇所を探すが、バウ・スターンのカバー部分以外を全部やったが異常はない。
ややこしいとこかぁ(ーー;
スターン部分のカバー内の奥のほうに水を投げ込んでみる。
ジブジブジブジブ
かすかに気泡放出音が聞こえ始める。
左舷側もエアを抜き、奥にタオルを突っ込み水気を取ると同時に布団乾燥機の空気を送り込む。
漏れの箇所を乾燥させたうえに温度をあげチューブを曲がりやすくするためで、フードをはずすような感じでスターン側のカバーからチューブを手前に出す。
スターン側のカバーからチューブを手前に出した状態
なお、手前のチューブ(左舷側)はカバーから出した後膨らませている。
それで再度漏れ箇所の特定をする。
水をたらすと矢印の部分からかすかに気泡がっ
で、補修は、というと…
漏れる量が多ければパッチあてをするんだが、このレベルならPVC接着剤(市販のPVC用ではでんっでん役にたたないので、
ナチュで選ぶならこういうヤツ)を重ね塗りすることで漏れは止まる。
↑↑
◆実際、リペアキットについてるものと同じ溶剤がキッツいヤツ
乾燥させながら接着剤の重ね塗りをおこなう
んで、次っ
ポンプのスプリングバルブ用アタッチメントのほうなんだが、セビラーの純正アタッチメントはビミョ~に部品が細く、運んでいるうちに当たりどこが悪いと次のようになる。
いったん曲がるとそこからヨワヨワになってもう使えない
押さえながらだましだまし使うことはできるがある程度以上の与圧はできなくなりチャプ浮き以外には使えなくなる。
こうなると折れるのは時間の問題になる。
で、
新しいアタッチメントをゲット♪
ただし、ちょっとジャマなでっぱりがあってアレ
金切り鋸の刃をあて、丁寧に切り取っていく。
完成
あとはポンプのホースに紐で結んでおけばOK。
この部品は、セビラーのものより厚めにできていて頑丈なので当面はこれで使えると思う。
…ってなワケで、昼間12時間ほど拘束されて夜は毎日3時間程度メンテやらなんやらやってたんである。
現在第3次メンテもチャックチャックと進行中。
仕事のほうも最繁時期を迎え毎日12時間以上拘束されてアレ(ーー;
◆氷壁企画もまもなくUP(´▽`)ノ
|剃|´▽`)ノ んじゃっ
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