デグレード。
最近、いちばん多用(酷使?)してきたのがスターンズのフットポンプ。
コールマンのフットポンプ(現在品切れ)と併用というかどっちかというとスターンズのほうを多用してきた。
もちろん使いよさはコールマンのほうだが、スターンズのポンプは
セビラーのダブルアクションポンプとアダプタのロック形状が互換なため、SVXを使用するときに補助で使えるし(数百リットルをハンドポンプのみでやるのはけっこうタイヘン)、グモテックスのシート類の変なゴム穴にはスターンズのアダプタが使いやすいこともあって使用頻度が高い。(もちろんスターンズのカヤックにはいちばん向いている)
フットポンプは上記2種類でほぼ2年間使ってきたが、スターンズのポンプもくたびれてきたようなので2007年に予備品をポチっと。(最初のポンプは2005年秋の購入)
で、
年末の四万十で予備品のスターンズのほうを持っていった。
がっ!
ハコあけてガックリ(ーー;
これが2007年購入の予備品のポンプ(新しいほう)
もちろん、機能そのものは従来どおりで、ユーザコメントにもおおむね良好なコメントが出ているんだが、製品としては
以前のモノよりデグレードしている。
これは以前のモノを知ってるから言える話で、決して現行品へのコメントがどうこう言うワケではないし、知らなければワタシとて同様のコメントを入れていると思う。
肝心のデグレード内容はパフパフの部分、黄色い生地の仕様が変更になっている。その生地だが
キャプテンスタッグのものと同一生地。
(2005年のスターンズのものは生地が全然違い、耐久性もある)
使い勝手がイマイチ、あまり使わなかったキャプテンスタッグ
あまり使わなかったのに、生地部分はいちばん最初にボロボロになって空気が抜け、使用に耐えなくなった。
最後には分解して内側から見てみたが…
生地の内側から見るとボロボロ具合がよくわかる
この生地は表側の布地と裏側のコーティングで気密性が保てて、はじめて空気を押し込んで行けるのだが、コーティングの材質が柔軟性がなくすぐに折り目がついたり浮いたりしてはがれ始める。
今回買ったスターンズのものも、ハコから出した当初から折り目のスジのようなのができていて、それがやがて破れにつながるのは目に見えている。その補修方法は今考えているところだが、めんどい作業になりそう。
こういうデグレードがわかっていれば、いくら価格がさがっても違うモノを探していたと思うんだが(ーー;
なので今、直接見ないでネットで買おうとする場合、おすすめできるフットポンプはない。いつどれがデグレードしているかわからないから。
*ショップなどで直接見る場合、踏んだときに生地が「くにゃ」っと曲がるのではなく、折れるように曲がるのは裏側のコーティングが粗悪で耐久性が無いと見てよい
ただし、アダプタの使い勝手はよいのでうまく補強できれば長く使えて便利なハズ。それで、今回の生地をどうやって補強するかだが、やってみてうまくいくようなら方法とかアップすることにする。
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