続・お便りコーナー(7)。
というコメントを頂いたので、
系譜を1でほったらかしてまだ書いてなかった部分を書き足してみる。
まず、一人で乗る&普段は軽く川下りか湖で釣り、これは普段の
カヤック遊びを見てもらってもまぁ充分できることは容易に想像できる。
で、海。 実は
ぱどるのツーリングで久慈川と大洗のコースがあるけど、その大洗で実際に波乗り遊びしていたらしい。(以前は画像も載っていた)
ソロ艇としてはクルーザークラスな全長368×全幅94(cm)、サイドチューブもコックピット付近はデカイ。
在庫として長く眠っている場合、ボトム部のゾディアック生地が収縮している場合があるので、しばらく慣らしが必要だが、ある程度まともになったら安定性、旋回性、直進性、速度ともになかなかなモノ。
とくに波を超えるときは、2本のキールだけでなく、フロアとサイドの間の段がエッジのような働きをして踏波性がよい。
また、ツーリングの場合も、バウ(船首)のデッキ内部にツーリングテントならラクにはいるし(むろんそれ以外に防水バッグの詰め合わせもできる)、スターン(後部)ハッチ内部にもかなり収納できる。
重量が約16kgと、手持ちの艇では一番重いのに多用しているのは上記の理由によるところが大きい。
で、もう一度
コルドバとの比較だが、今回は安定性についてもう少し書く。
まず、
ST5100。
チューブ同士が押し合ってフロアとサイドが安定しているうえ、サイドチューブの下部も水に当たっているため横方向の安定が抜群。むろん、これだけだと抵抗は大きいのだが、ロッカー(船底傾斜)がかかっているので、縦方向の接水長は短く、抵抗も減らしてある。
で、昨日話に出た
コルドバ。
わかりやすいようにちょっとデフォルメして描いているけど、早い話がフロアチューブはかなり自由に動く。これは操艇上では利点にはなるけど、安定性から言うとちょっとアレ。昨日横沈しやすいと書いたのもこの構造によるもの。なので、ある程度慣れたヒト向きだと言える。ワタシでもたまに乗るとバランスのシビアさに慣れるのにちょっとかかる。
それ以外の部分でSTとコルドバについて比較したのは
系譜、また後継のST6107とソロ艇を比較したのは
予約開始ST6107にそれぞれ書いているのでご覧いただければ参考になるかも知れない。
*ST5100については、現在ぱどるに在庫1艇(52200円)アリ
ほかにネットオークションにもよく出るけど、フロアチューブの内部隔壁が飛んだりすると取り寄せになるなどがあるので、ぱどるや他のカヌーショップで購入したほうがよいデス。オークションだと平気で定価近くでしか落とせない設定をしてあったりするし、あとの面倒はみてくれようもないので。
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