で、最初はやっぱりセットものから入ってたりする(笑)
ナチュラムアドバンスドエレメンツ ドラゴンフライ2【パドル・ライフJK特別セット】オレンジxグレー 税込みで53,800円。ちょっと硬さが足りない艇だったんだが、そのかわりにインナーチューブ式としてはメンテナンスがすごく楽で重量も軽く入門艇としては申し分ないうえ、長瀞や魚野川も行けるくらいに安定性はあった。
*もちろん現在は販売していません
実際、長瀞の小滝なんかもこんな感じでアレ
最初はやっぱりどれがいいのかとかがわかりづらいし、クチコミは商品ページのコピートラバばっかりであまり参考にはならなかったので結局セットならそんなにハズレないだろうと思って選んだ次第(笑)
そんなにハズレないだろうというのはセットものには続いている傾向だけど、セットものの構成がすべて希望に合致というかフルに満足というものでもない。が、価格の面で折り合いをつけてちょっとは妥協という選択になることが多いんじゃないかな、と思う。
そういう前提でセットものの特長などを書いておく。
まずは、一番人気でセットパターンを2つ作っちゃったもの。
ベースになる艇は
アドバンスドエレメンツ ファイヤフライ2 コンバーチブル ポンプ付これはAEの事実上ここ2~3年のフラッグシップモデルと言える艇。
ただコンバーチブルは名ばかりで、実際にはソロ/タンデムのクローズドデッキキットはない。単にセミオープンな形状になっているだけ。なので、見てのとおりの状態で運用するだけなんだが。
まあ名前のほうはどうでもいい。
艇そのものとしてはきちんと考えられた内容で、性能的に他のレク艇より劣っている面はほとんどない。ほとんどと書いたのは唯一、ツーリングなどで積載量が増えた場合対処に苦慮するという点があるから。バウデッキが平らではないし、コードを留めるにしてもパドルホルダーの位置だとヒトの邪魔になる位置にしかとめられない。残る方法はフロアの足元や背中のあたりに詰め合わせるくらい。
その程度なので、キャンプツーリングに大荷物で出かける…とかでないかぎりあまり気にすることはない。
平らでないフロントデッキは利点としてバウにかかった水がフロアに流れ込んでこないというところがあって、水舟になりやすいかどうかはセルフベイラーなしのレク艇ではおおいにきにする必要がある。
ま、細かいハナシは他の比較のときに書くとして、レク艇のなかではバランスがとれたかなり完成度が高い艇なので、セットのベースにするにはうってつけといえる。
で、セットになるとこの2つ
アドバンスドエレメンツ ファイヤフライ 2 コンバーチブル(パドル ベストセット)
アドバンスドエレメンツ ファイヤフライ2 コンバーチブル ポンプ付+シーサイドフローティングベスト×2【お得な5点セット】
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CS カヤックパドル4ピースどちらのセットもパドルはこれ。
収納はコンパクト、230cmクラスのパドルのなかではかなり軽いほうになる。使いやすく初心者にも向いている。
ひとつだけデメリットをあげるとすれば、キャッチ(水をかく力)がやや弱い。けど、ある程度のダウンリバーまでは問題なく使える。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) シーサイドフローティングベスト2カラーセレクトは違うけど、どちらのセットもPFDはこれになる。サイズ的には大人ならだいたいのヒトに合う。逆に言うと、ヒトによっては大きすぎることになるんだが、サイドのアジャスターで絞めたりできるし、股ベルトもあるのでスッポ抜けもない。片側に下面メッシュポケットがあって、濡れていい小物とかは入れられる。
で、どっちのセットかで迷うひとが多いんじゃないかな…と思うので、ちょっとだけポイントになりそうな点を記述しとく。
ダウンリバーで使用したい場合やタンデム相手が子供とかであれば1パドルセットのほうがよいと思う。
まずダウンリバーの場合だが、後席がコントローラーになるべきで、その場合セットのパドルではやや足りないので1パドルセットにくわえて機能的には
マーシャスのパドルと
MTIのPFDなどがあるとよい。
マーシャスのパドルはキャッチも大きく、MTIのドラドはポケットと右ポケット前面にたぶんレスキューナイフがちょうど収まるホルダー、ポケットの左前面にメッシュポケット、右胸部にベルトホルダーもあり、いろんなシーンに必要充分。
そこまでなくても…という場合、
ウェーブ(2ピースだけど3000円ほど値下げされてる)と
コンプ3とかがおすすめ。
ウェーブはもう8年近く使っているけど、タンデムでコントローラーやるにもソロでちょい激しめのところを行くにも充分だし、グラスやカーボンに比べて丈夫。コンプ3はポケットは大きめのがひとつとベルトホルダーがあるから、まあまあ充分だと思う。
子供と乗る場合、子供用のパドルは、ファイやフライみたいな場合ジュニア用パドルなどの短いものはあまり向いていない。舷側(サイドチューブ)の高さがあるため、短いと漕ぎにくくなるから。
なので、子供にセットのパドルを使ってもらい、大人はセットのPFD。で、子供には
子供用のPFD、大人のパドルには
ウェーブとか。
あと、ギア類を入れたり、クルマのキーや携帯を持っていったりするのに防水袋もあったほうがよいけど、代表的なものは
おもちゃクラスのときに書いてあるのでそちらを参照。
ええとかなり長くなったきたけど、あとセットものは2つ。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) エアーフレーム スポーツカヤック ポンプ付+CS カヤックパドル4ピース【お得な2点セット】
アドバンスドエレメンツ グリーン キングフィッシャー2 コンバーチブル【お得な5点セット】
エアフレは直進性にかなり優れたカヤック、キングフィッシャーもエアフレ2のマイナーチェンジで、船体が長いぶんだけソロのエアフレより直進性に優れている。
ということは、曲がりたいときに曲げづらい(笑)
あと、アルミフレームでバウが縦に切れてるから優速な感じはするけど、実際は漕ぐにもけっこうチカラ要るわりに進まない。
なので、どちらのセットにしてもパドルのキャッチ不足がおいおいわかってくると思う。でも流れがないところでのんびり使うのであればまあまあ許容範囲だと思うけど、予算に余裕があればセットにしないでキャッチの大きいパドルをえらんだほうがよいと思う。
…と、かなり長くなったので、残りのレク艇は次回。
|剃|´▽`)ノ んじゃっ
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