昨年末に、1艇プロトタイプで入ってきてたのがコレ。
ST6107 304cm、12.7kg、ぱどる価格52000円送料込み
*価格は2007.3.9現在、予約や問い合せははこちらまで
ええと、もう少し説明するとソロ艇で3気室、実際入ってくるカラーや付属品、出荷予定などについてはお店まで問い合わせクダサイ。
特長はST5100を小型軽量化したような感じで、デッキの中のバウ側足先とスターンのカーゴハッチ内に収納スペースが多くとれる。
また、バウデッキのコードエリアが広く、軽いものなら多く積めるが、しっかり留めておきたい場合、コード留めを利用してベルト留めなどをしないと波をかぶると流される可能性が高い。
ツーリングテントSTや
アビアーなどのツーリングテントを軸にコンパクトに装備をまとめればキャンプツーリングも充分できる。
この前身のST5100はツーリングからホワイトウォーターまで視野に入れた艇だったので
そういう感じで遊んでいるが、6107はロッカー(弓なりな船底形状)もかかっていないので、小さい瀬まじりまでの基本的にはゆっくりした流れ向き。
で、やっぱりちょっと比べないと気がすまないのでソロ艇と比べてみる。
まずはこちら。
STEARNS(スターンズ) スピリー ワン
軽さと価格(ナチュラム)の面では若干スピリーのほうがよいし、仕舞う収納性にも優れている。
ただし、人以外のキャパシティーは少ないのでショートツーリングか定点向き。
セーティーチューブシステムはメンテしづらいけど、艇内外のスレに強い。
⇒遊ぶ目的が上記に合っていて、メンテもしっかりやれるヒト向き
続いては
アドバンスドエレメンツ ドラゴンフライ1
軽さと価格ではスピリーワンより優れているけどキャパシティーは一番少ない。
これもショートツーリングか定点向き。収納バッグが大きいので4Pパドルなどは一緒に仕舞える。
チューブを保護するハルは外側のみで、内側はチューブむき出しなので、硬いものなどを足元に入れるのは避けたほうがいい。構造が簡単なので、メンテではハルとチューブを簡単に分けて洗えたりする。
⇒遊ぶ目的が上記に合っていて、メンテが楽のほうがいいヒト向き
最後に、フレームが入っているが、構造や目的仕様が似ているこれ。
アドバンスドエレメンツ エアフレームカヤック1価格はこれを書いている時点では「ぱどる」のほうが安い。なおかつ新しい艇(バルブ改良、カラー変更)での出荷らしい。(詳しくは問い合わせ要)
サイズ、重量はほぼ同じ、若干エアフレのほうが長いが、キャパシティーは6107より少ない。
なぜかというと、先端にフレームを入れている分長いが、そこは何もはいらないので、デッキ内は足先のわずかな部分とスターン(後部)カーゴスペースのみの収納。ただし、カーゴタイダウン用Dリングはハル(船体)についているので、バウ・スターンともベルト留めすれば荷物は積める。
今回の6107と最後に比較したエアフレームのふたつがツーリング目的を意識して作られたソロ艇。
ひとりでツーリング(もちろんひとり1艇でのグループでもいいんだが)だからソロ艇じゃなきゃいかんということはない。積載性や取り回しのよさなどではタンデム艇でやってもいい。ただ、どうしてもサイズが大きくなるから若干は重くなる。
ツーリングもちょっとしたヽ(´ー`)ノもやりたいし、タンデムでもチャプチャプ、とりあえず激流以外なんでもアリかなぁ、なら
グモあたりを選択するのがいいと思うケド(´▽`)ゞ
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