トリボードITIWIT 3 インフレータブルカヤック セット。
この手のヤツは2年に1回くらいはでてきますな…んでも384cmなんですよねぇ、全長。
【下記に出ている価格は2015年3月のものです】
静水向け本体(レクリエーション艇)+パドル×2+PFD(ライフジャケット)×2で5万円台は、入門用としてみると結構魅力ですね。そういうワタシも9年半前に
同じ構成のセット買うところから入ったし(笑)
セットでどのくらい得なのかというと、
Tribord(トリボード) ITIWIT 3 ポンプつき 42,574円
4ピースパドル(215cm) 4,611円×2=9,222円
PFD(ライフジャケット) 2,435円×2=4,870円
ええと、だいたい4,000円ほどお得ということになるし、個別に選ぶのに悩む必要もない。なので、このセットとあとはウエア類を遊びの程度に合わせたらOK。
こう書くと、ナチュラムの狙い通りなんだが、いつものことながらいいことはいい、これはちょっとな点はきちんと書くのが正しい紹介だと思うので、これから選ぼうとしている方は、この先のことは考慮のうえ選ぶほうがよい。
【艇本体について】
まず、3人乗りを考えた場合のこと。
3人乗りとして考えるなら、真ん中は小さい子供であって、小柄な大人はちょっときびしいかも。だいたい、こういう艇はペイロード(積載重量)が記述してあるのが普通なんだが、これにはない。他の艇から類推して200kg弱か。
ただし、それは正常に浮いてられるぎりぎりの重量で、操艇は喫水が深くなるのでかなり難しい。水際でちゃぷちゃぷ程度ならOKだが、ダウンリバー利用(ゆるい川に限る)ならいいところ150kgくらいまでだろう。それでも操艇はかなりきついと思う。
また、3座にすると、調整可能な位置まで前席は前よりにするし、後席は後ろよりにすることになるが、そうなると旋回性が弱くなる。
まあ、ページに載ってる画像でわかるように、3座の場合ひざをかなり曲げて乗っているので、パドリングもしんどいし、腰にもよくない。
まとめると、3座利用はあまり快適ではないことを考慮したほうがよい。
オープン具合と艇長はグモサニとほぼ同じだが3座はねぇ…
次に艇の重量。
この程度の艇なら通常15kg以内におさまるはずだが、17kgとやや重い。インナーチューブ方式なので水からあげるときにはすくなくとも20kg以上ある。デッキカバーも小さいオープン艇なんで、水はけっこう入ると思うし、20kgもかなり控えめに書いている。運用にもひびくので艇の重量は候補のなかで比較してみたほうがよい。
【パドルについて】
レクパドルで215cm/1100g。やや重たい。長さについても、インフレータブルは舷側が高いので長めなのが普通で、主流は220cm~
230cm。クオリティはわからないが、この仕様はやや使いづらいかも知れない。
【PFD(ライフジャケット)について】
基本的な浮く力はあるんだろうけど、ずり上がり防止ができているようには見えない。またポケット類が見えないけど、ワタシならポケットやフック・ホルダー類がないものは選ばない。これならまだ
鹿角印の安いやつのほうがマシ。
あんまり芳しいとはいえないと思うけど、今年はまだラインナップが出揃ってないと思うので、待てる方は待ってみても良いと思う。
ちなみに昨年がどうだったかというと⇒
インフレータブルカヤック2014
|剃|´▽`)ノ んじゃっ
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