セビラー SKシリーズカヤック。

(´▽`)そると

2011年06月24日 01:01

ええと、似たような艇がナチュラムにならんでいるんですがっ

セビラー SK100DSスポーツカヤック







セビラー セビテックス(R) カヤックSK100DS







上の2艇はネーミングと仕様の一部がやや違っているけど同じソロ艇。




セビラー SK200DSスポーツカヤック







セビラー HPセビテックス(R) カヤックSK200DS






こっちのタンデム2艇も同様。


ディテールは一部違う可能性はある。こういう艇はロットやリリース年度が違うだけで細かいところは変わるのはよくある話。

で、100、200それぞれ構造も特長も同じ。さらに言うと、100と200は同じシリーズだから、艇の長さに由来する特長の違いがあるのみ。

なので、4艇まとめてひとことでいうと、

準ホワイトウォーター系だが他にも充分使える。

準ホワイトウォーターと書いたのは、このシリーズ、DSになる前のSVXからだんだんとバウが平らになってきていて、ウェーブにささりやすくなってしまったから。もちろん、ベイラー(水抜き穴)はついているので水は抜けるんだが、ベイラーだらけのAIREの艇と比べると排水までに時間がかかる。
(とは言っても程度の問題なんだけど)

ちなみにワタシは100では半世代前のSP100DSと、200では1世代前のSVX200DSを持っているが、やっぱり用途による使い分けになってきている。

ソロ(100)はもちろん一人用で、ひととおりのことをこなすけど、ベタ底なので艇速は速くないし漕ぐのはやや重い。ツーリングにも使えるけど、前記の理由とギア類があまり積載できないので優雅にキャンプツーリングというわけにはいかない。でもこの種の艇にも慣れてホワイトウォーター系で1人乗りで遊ぶのには100はけっこう楽しい。

タンデム(200)は二人用で、長さや重さを除いておおよそ100と同じだが、ソロセッティングもできるため、キャンプツーリングとかのんびり長距離とか、ソロで参加するのには余裕。二人で使用の場合もそこそこギアは積めるので同様。
また、ホワイトウォーター使用では100のソロ使用よりは200のソロ使用のほうが安定もあり、沈もしにくいという利点もある。


ソロとタンデムでは艇の長さが約1m、重量にして5kg強の違いがあるけど、仮に1艇を選ぶ場合、重さの違いと遊び方などを比べて、どちらがメリットがあるかを考慮してみるとよいと思う。

まだ、よくわからんという方は200のほうが無難といえる。

ちなみにこれらの艇はサイドチューブが太くて幅が広く、座面がやや低く位置するためパドルの長さとしてはCSの230とかキャノンの230あたりを選びたくなる。もちろんチャプ浮きやタンデムのどちらかというと前席のゲストや子供向けにはこれらでもよい。でもある程度のウェーブを行く、あるいはタンデムでも後席でメインにコントロールするのであればエスケープウェーブあたりが水のキャッチ(かき出す力)が強くよい。

なお、エスケープとウェーブでは以前に実物で比較したときにエスケープのほうが軽く疲れにくく、シャフト径もほんのわずかに小さいのでグローブをしたときには握りやすいという違いがある。

また、こういう艇の場合すぐにセルフレスキューしたり、艇上で小物を取り出したりなどできたほうがよいため、


モンベル(montbell) ビッグウェイブ

胸のポケットも大きめ、ベルト通しもありレスキュー関係の装着も可能なこういうPFDがおすすめ




あと、ちょっとした上陸時とか安定した艇上で使う小物を入れるのに


JR GEAR(ジェイアールギア) RollTop Waist Bag

こういうジャンルで、ときどき止水ジッパータイプをおすすめしてることがあるんだけど、こういう遊びにはちょっと、ねえ

断然ロールトップ(クルクル巻きで閉じるもの)のほうがよいです


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