お便りコーナー(11)。
順序から行くと、
万水川流れの続きのキャンプと、土曜日のカヤック遊びなんだが、それはまぁこちらが書くペースで構わないんだが、お便りへおこたえするのは早いほうがよいのでそちらを先にやらせていただく。
で、今回のお便りは2通。
ではまず1通目から
滋賀県のHさん。
ええと、最近のお便りはかなり考慮されてからいただくことが多くこちらも確定要素をかなりいただけるのでありがたい。
【前提条件】
使用は主に中~下流域のダウンリバー
タンデム使用もあり
公共交通機関使用(ひとり回送が多い、ということでしょうか)
最重要なのは、軽量・コンパクトさ
ご自身で考慮された艇
セビラー SVX200-DS(ただし予算オーバー気味とのこと)
セビラー コロラドカヌー
エアヘッド トラベルカヤックTK-2
予算がゆるすならこの中ではSVXなんだが、もう一度重要ポイントから考えてみると、
セビラー コロラドカヌーは約15kg、コンパクトなんだが使用サイズもコンパクトで、実はワタシもこの前これいいなと思ってポチる寸前で
別のをポチった。
要因は、タンデム使用で320cmではやはりちと手狭。
ヒト以外ほとんど荷物も積まずくだるならなんとかだろうけど、ひとり回送があるのではおのずとある程度の荷物(キャリーバッグ、パドル袋、その他)は積まなくてはいけない。ソロ使用なら余裕があるけど。
もうひとつの
エアヘッド トラベルカヤックTK-2は、これは実はakiraさんがこの前衝動買いしたんだが(あ、言っていいんだっけか)、持ってみるとST5100(15kg)より重い。
で、コロラドカヌーもTK-2も水からあげると重くなっているし、袋がメッシュなんで水抜きが充分できてないと水がたれることになる。
外観が気にならなければ、
プラスゲインをオススメしようかと思う。
1度試して今貸し出し中だが、実売5~7万のクラスにはひけをとらない性能に加え、サイドチューブはチューブ=船体(1重構造)だがフロアは2重、強度はそこそこあり、なによりタンデムで400cmクラスなので余裕があるうえ、中~下流域の波長がながいうねりにも充分対応できる。
それで実際は付属品まで入れて約14kgなので軽い。
上記のような構造のため、表面の水分さえ落ちればすぐ撤収できるのもひとり回送向きで、バッグが大きいため、
4PCのパドルと
ベーシックなPFDならふたり分なんとか入ってしまう。
注意点としては、完全なソロ用シートセッティングができないが、中~下流域で2級までの瀬ならベルト位置を若干ずらすくらいでなんとかいける。あと、
マットなどで若干シートをあげたほうが使いよい。
付属のパドルは予備にまわしても予算内で条件的には充分な内容が揃うと思うのだがいかがでしょうか。
でもデザイン的には
コロラドカヌーはいいのよね(´▽`)ゞ
続いて2通目。
千葉県のCさん
こちらも条件と検討中の艇が記述してある。
条件としては
回送条件なし、軽量、軽いダウンリバー~静水でソロ使用の前提。
で、特に検討中の艇からどれがよいかとのことで
ドラゴンフライ1
スピリーワン
コルドバ
が候補としてあげられていた。
まず明文化されてないが、使用水域から察してのんびり気軽に乗れるという要素があると思われるので、今回はまず
コルドバを除外する。
コルドバは機動性はよいのだが、その構造ゆえに常にバランスを意識してコントロールする必要があり、気軽という部分でちょっと違うイメージになる。
で、
ドラゴンフライ1か
スピリーワンということになると、メンテと重量だけはドラゴンフライ1が優位だが、安全性・安定性と現状の価格からすると
スピリーワンになる。
さらに、まだ装備がないということであれば
パドル・ポンプセットのほうが価格的には安い。セット内容もそう悪くはないし。
ということで、昨日今日いただいた2通のお便りについてワタシの考えを述べたが、選ぶ参考になれば幸いだと思う。
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