フットポンプ強化。

(´▽`)そると

2008年06月13日 15:15

以前、デグレード。という記事で、最近のスターンズのポンプの生地が弱っちくなったことは書いたけど…
先日、一緒に遊んでるakiraさんがナチュでポチったところ、やっぱり生地が弱っちいヤツが送られてきたらしい。や、らしいというか、直接見てみたが弱っちいヤツだった。

んでも使い勝手からいくと、現行のナチュラムにあるフットポンプだとスターンズが使いよいんだが、スターンズをはじめほとんどのポンプが生地が弱っちいヤツになっていると言ってもよく、ワタシのようにしょっちゅう使ってるとボロボロになる。(そのままだと10回使うくらいから抜け始める)

んで、いちばん最初にボロボロになった鹿角印のフットポンプの生地を使っていくつかテストをやって、コスト・内容ともに充分な方法で今使ってるスターンズのポンプも強化してみた。


なんかテカテカな感じ、わかりますかっ?


ええと、結論的にはポンプの蛇腹部分の生地を強化コートするのがいちばんということになったんだけど、じゃあその材料は?

…の前に、なぜポンプの蛇腹生地がボロボロになるのかというと、

外側のナイロンキャンバスは問題ないが、その内側のビニールコーティングが、踏むときの曲げによって割れて(柔軟性が足りない)、ナイロンから剥離していく(親和性が足りない)ことによるので、それに対する材料の条件としては、

1.強い

2.柔軟性がある

3.ナイロン生地への浸透(親和)性がある


ということになるので、次の2つで試してみた。

a.シームグリップ

b.コニシ強力接着剤SU(クリア)


結果的には両者とも繰り返しの曲げにも強く剥離もしなかったので、どちらを使っても良いと思うのだが、コスト的にシームグリップではもったいない(同量の単価が数倍違う)ため、現用ポンプにはb.を使用。

やり方。

蛇腹のいちばん狭い部分を除き、全体に塗る。
(SUの付属ヘラの広いほうでやると良いデス)

塗るときに、強めにこするようにしてやり、ナイロン生地に浸透する(濡れたように色が変化するのでわかる)程度にやる。

新品の場合はそれだけで大丈夫(内側のコーティングが割れても空気抜けしない)なんだが、すでに内側が割れちゃったものをやる場合には、

1.ポンプの上下どちらかの締め金をドライバーではずす。
  (ねじカバーはドライバーを差し込む程度ではずれる)

2.蛇腹とふみ板をはずす。

3.内面の割れた部分、スジがはいった部分とその周囲にSUを塗る。

4.ふみ板に蛇腹をはめる。
  (ゆるくはまるような場合、ふみ板のみぞ部分にもSUを流しこむ…ゆるんだ部分を締め金で締めるけどすきまから漏れる可能性があるので念のため埋めてしまう)

5.締め金をドライバーで締め、ねじカバーをはめこむ。

以上の内側からの補強をやってから外側をやるとかなり強くなる。
*ただし分解は自己責任でオネガイシマス

これ、実は生地テストは冬場の素材が硬くなりやすい環境で確認して、4月後半から現用ポンプで効果を確認していたけどこの補強はけっこう使えマス

もし、下記のフットポンプで蛇腹表面がナイロン生地になっているものを購入されていたら補強をすると空気漏れもなく長く使えマス
(表面がビニールっぽいものはそこそこ強度あり)

◆アタッチメントの数、使い勝手からすると今のフットポンプのなかではスターンズがいちばんヨイですがっ



ロゴス(LOGOS) 特大ベローポンプ3000








ロゴス(LOGOS) 超特大ベローポンプ5000








キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) エアーポンプ







STEARNS(スターンズ) フットポンプ(Foot pump)







キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) エアーフットポンプL


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