ツーリングパドル。
平日で通勤通学の時間帯に近かったこともあり、電車内に持ち込んだのは
カスケーズ4Pだった。
インフレータブルで通常のダウンリバーをするには充分軽く、キャッチ(水をとらえるチカラ)が少々弱いがそれでも、疲れないいいパドル。
ただ、魚野川ではやはりもう少しキャッチが強いモノでないと、川の力強さに負けてしまう。
昨年の魚野川のときもそう感じていたので、キャッチがよさそうなお試し価格っぽい2PCパドルを購入。
ソリューション2ピースパドル【昨年完売】
昨年6000円台で出ていたが、シャフトはFRP、ブレードはABS、機能/価格のパフォーマンスはモノスゴいい。ABSの一般的弱点としては強く差し込むとグニャ感がある、ブレードが削れるとバリのようにざらつく、などだが、ブレード中心部に厚みを加えグニャ感はほぼないし、割れにくい。
今年ソリューション 4Pが入荷待ちで出てたけど、結局出ず(ーー;
↑
今はでてイマス 機能仕様的には2P版とほぼ同じ
ただし、コストを下げている関係で、接続固定用の穴(角度別に3つあいている)が仕上げや補強なしにただ穴があいているので、穴のほうは瞬間接着剤で周囲を固めて補強した。
このパドルでももちろん充分使えるし、今でも3回に1回はこのパドルだが、ブレードが少し薄ければちょうどいいのに…と思って現在のメインパドルを購入。
キャノン ウェーブ 2ピースアルミシャフト
CANONのシリーズだが、このパドルはシャフトのアルミの肉厚もカスケードより厚く頑丈にできているうえブレードもグラスファイバー補強で薄さのわりに強靭。
今年2回目の魚野川からはウェーブまたはソリューションを使っている。また、普段の長瀞もその2つ
を使うのがほとんど。
上から、
ウェーブ2P、
ソリューション2P、
カスケーズ4P
地面において手前から撮っているのでカスケーズ4Pのブレードもそこそこ大きく見えてしまうが、ブレード面積は上の2本のほうが圧倒的に広い。
特に魚野川は、八海橋をはじめ本流支流の合流点などで、一気に引きずり込まれそうになる渦が何ヶ所もあったり、速い流れにストレーナーがあったり、強く差し込まなければいけないシーンはどうしても出てくる。
今年1回目はカスケーズでギリギリしのいだが、2回目以降はウェーブ・ソリューションで余裕で行けている。
ツーリングをやるのなら状況に応じ、こういう対応ができるパドルのほうがいい。
もちろん、カスケーズ4Pもけっして悪いパドルではない。ゆるやかな流れのツーリングや、長距離の交通機関での移動なら最適。
*同じ4P230cmでも分解したときの長さが約60cmで、80cm前後が多い4Pパドルでは抜群のコンパクトさ。重さも約900gと軽く、子供や女性の使用にも向いている。
キャノン カスケーズ2ピースアルミ
2Pなので、4Pの収納性はないが、その他の機能は4Pと同じ。
今は割安になっているので特に収納性を求めないならこちらを選択する手もあり。
(2007年5月現在)
たとえば
セットもの購入で1本目は
重たいヤツだったりすると、2本目は、女性や子供も使うならカスケーズ、よりツーリング対応ならウェーブなどを選ぶと臨機応変に対応できて楽しくなることは間違いない。
*さっき見たらウェーブ完売(ーー;
ウェーブ相当ならアクアバウンドフレアとかもよいと思いマス
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